2021年3月7日日曜日

来年度の賞金体系が判明

来年度の兵庫県の競馬の賞金体系が概要が発表されたようです。現場サイドにはすでに流れているようですが、(私のような零細の)馬主にはまだです。今週中には流れてくるのかな。

ソースとしては諏訪師のツイッターで、そこから判るのはおおむね以下の通り。馬主会から組合に要望していたものに沿った感じで認められたようです。

・賞金交付率を160方式→190方式に増額
・賞金額をB級C級は平均で10~15%程度増額
・出走奨励金も10%程度増額

賞金交付率は2~5着の賞金を1着賞金に対してどう割り振るかということで、現状は160方式、すなわち1着が100に対して2着28、3着14、4着10、5着8(100+28+14+10+8=160。なので「160方式」)ですが、これが2着40、3着25、4着15、5着10(100+40+25+15+10=190)となるということです。JRAなどと同じになるということですね。
かつては兵庫県も190方式でした。売り上げの減少にともなって割り振れるリソースがなくなり、2000年を超えたあたりから170方式になり160方式になりで減っていたものが今回ようやく戻るということになります。

賞金は、昨年は上級条件を厚めに増額され、下級条件はそこそこでしたが、今回は下級条件を重点的に増額。エイシントプカプ号やモンゲーロージズ号が属するC3は1着35万が50万に増額になります。今のC2の1着賞金と同額になるということですからかなりのUPです(以下、C2:50万(特別55万)→60万(特別70万)、C1は65(特別70万)→80万(特別90万)、B2:100万→110万、B1:120万→130万。A級は据え置き)。
なので、交付率の改善と合わせると、C3の2着(20万)は今年の2着賞金(9.8万)のほぼ倍額になりますから熱いですね(笑)。6着以下に交付される着外馬出走奨励金もC3では8千円が1万円になるほか、上のクラスも結構上がってます。

出走奨励金はC級だと6.4万→7万に増額。B級以上は1万円増額。こういうのは地味に効いてくるのでありがたいです。

逆にいえば、こういうのを狙って馬が入ってくることにもなるので、モンゲーロージズ号はともかくトプカプ号には辛いな。他の競馬場も同じように賞金は上がっていくでしょうから兵庫にばっかり集まってくるということはないでしょう。高知なんか兵庫の賞金を抜きそうですし😁

ただ、預託料が値上げになるようですね。預託料の請求の書類に「調教師会からのお願い」が入ってました。いやーん。

(だいたいで書いていたところがあったので、ちゃんと確認して記載を修正しました)

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