2019年7月26日金曜日

(馬を手に入れるまで)馬を手に入れる・その2

というわけで、オークションに出た馬を落とそうということになりました。
最も有名なのは楽天競馬のところのサラブレッドオークションでしょうか。
ここは週1回の開催で、毎週火曜日にラインナップが更新され、木曜日の午後から入札開始、21時~22時に締め切りです。

ここは楽天競馬のプラットフォームを利用していますが、主催はノルマンディファーム。
日曜の某中継の最終レース前に「まきおさーん」と呼ばれている方が代表のところです。

ここで狙うことにしました。1週間に1回の開催。20~40頭くらいが出てきますが、自分にとって買えるものが出てくるかというと必ずしもそうではありません。
出てくる馬の属性を整理するとこんな感じでしょうか。

・性別(牡馬/牝馬/騙馬)
・年齢(3歳/4歳、5歳以上。今の時期なら2歳馬も)
・所属場(中央/地方他場/地方自場)
・レベル(未出走/未勝利(入着未経験馬)/未勝利(入着経験馬)/1勝以上条件馬/オープン経験馬…)
・状態(厩舎所属中/放牧中、怪我なし/怪我経験馬/怪我中など)

もちろん血統とかもありますが、これはデビューしていない馬であれば重視かなとは思いますが、既走馬であれば過去の実績、時に直近の実績のほうがよほど重要な感じはします。写真もありますが、私くらいのレベルだと見てわかるものでもないし…、で、私にとっては参考程度かなと思います。
他のオークション参加者の人はどうなんでしょうかね。

これらの組み合わせで希望するものと一致し、予算的に許容できる馬、ということになります。

私の場合は、
・走ってもらわないといけないので怪我がないこと
・頻繁にとっかえひっかえできるわけではないので長く走ってもらうため若馬
・予算も50万程度までにしたい
ということになるので、1勝以上している馬は予算面で難しいかな、所属も中央下がりが可能性が高いのはわかりますが競争率が高いな、という感じ。
地方の他場、特に南関か、園田の馬でいいのがないかな、という感じで出物を待ちました。


それから「譲渡」について。
他の馬主さんから直接譲ってもらうということもできなくはありません。
調教師さんにも、まだ走れそうな馬だけど見切りをつけるという馬主さんが居たら紹介してください、とはお願いしていますが、今どきはオークションに出したほうがよいということで、この線は余り期待はできなさそうです。個人的によほど親しい馬主さんであればいけるかもしれませんが。

2019年7月25日木曜日

4走目の結果

木曜の5レースに出走したエイシントプカプ号は9頭立て6着。
5着馬とは1+1/4馬身差で、ちょっと惜しかった。

7/24 園田5R C3・3歳 結果

競馬キンキの馬柱の右の寸評は2走連続で「時計詰まらず」でしたが、タイムも1.32.6で従来より2秒ほど詰めてきました。
重馬場だったからというのはありますが、前回の重馬場(2走前)のときは良のときよりもタイムが悪かったのですし、先行力はないので末脚で勝負する、という感じで調教されているそうですが、それが生きてきた感じです。
また、ようやく競走することに慣れてきたのかな?そんな感じに見えました。

3歳C1クラスで走っていた馬たちとはまだ差がありますが、組み合わせ次第では着も狙えそうです。
次走以降に期待します。

2019年7月23日火曜日

(馬を手に入れるまで)馬を手に入れる・その1

すみません。
着外が続いて滅入ってるわけではなく、本業その他がバタバタしていて落ち着いて書く時間が取りにくいのです。POGの集計なんかもありまして。
ちなみに次は水曜(7/24)に出走です。


預託先については問題が無くなったため、馬を手に入れる段階に移ります。

牧場を持っていないような私のような馬主が、馬を手に入れる方法としては思いつくところは以下のあたりかと思います。

・セリ市
・庭先取引
・譲渡
・オークション

このうち、上の2つはデビュー前の馬を入手するための方法ですね。
先日もセレクトセールが行われて、何千万円!1億円!2億円!と景気のいいセリが行われていたようですが、そういうのには縁がありません。庭先も同様です。そもそも牧場に行ったことがありません。

そこまで凄い額を投資して購入するのは中央競馬でバリバリやっておられる馬主さんに任せるとして、新馬を入手することは難しいのかというと、そうでもないです。

馬主会からの補助制度があり、それを利用すると少し安く手に入ります。
2019年度の場合、1頭あたり80万円の補助がつきますので、例えば200万円位の馬であれば実質120万円程度で入手が可能です。
これには枠(40頭くらい)があり、応募多数の場合は抽選となるそうです。柏原師によると抽選は馬主会館に応募したみんなが集まり、順番にガラガラをまわすそうです。けっこうアナログ。

なるほど新馬もいいなぁ、とは思ったですが、ただ、これは1歳馬の購入の補助です。購入したら所有権はそこから馬主に移るので、デビューまでの費用は馬主待ちです。対象のセリは初夏から秋にかけて4回ありますが、一番遅い9~10月のセリで購入して6月にデビューしたとしてもそれまで9カ月間はひたすら出費が続くので、それに耐えられないといけません。また、兵庫の場合、デビューしてから一定期間、兵庫所属で走り続けて初めて支給される(要するに思った以上に走りそうだから中央や南関東に移籍して大きいところを、とやると対象から外れます)ので、やっぱりそれなりに財力がないとダメですね。
現在の自分にはちょっと難しい。

そうなると、2歳馬でトレーニングが進んでいる馬のセリということになりますが、私の場合は4月から馬探しがスタートしているので、今年はちょっと準備不足で無理ということでこれも断念しました。
時間があっても金額的にも難しい。
金額的なことなら、九州産馬の2歳馬のトレーニングセールというのもあって、例年の実績を調べると手が出せなくはないのでそれも考えたのですが、今年は何と不開催ということで、新馬を手に入れるというのは今年は断念しました。


というわけで、すでにデビュー済みで、前の馬主さんが手放すのを手に入れる、ということを考えることになりました。
最初からそれくらいしかないという話なのですが(笑)。

2019年7月12日金曜日

3走目の結果

エイシントプカプ号は木曜の4Rに出走。10頭立ての8着でした。

7/11 園田4R C3 3歳 結果

デビュー以来、6→7→9→11と落ち続けてきた着順もちょっと戻しました。
今回は10頭立てだけから前走よりもよくなるのは当たり前ですが(笑)、実はこのクラスでは既定で8着までと9着以下では収入が違ってくる(正確には園田はC3クラス(古馬最下級条件)のみ、10頭立て以下では9着以下・11頭立て以上は11着以下には着外馬参加報奨金が出ない。※出走奨励金、いわゆる出走手当とは別)ので、8着というのは若干助かります。

そういえば、7月から古馬と同じクラスに編成されてC3クラスとなっていますが、このレースは3歳馬のみのレースです。9月まではC3クラスでも3歳馬は限定戦となるそうですがあります(1開催6日で1鞍設定。もちろん古馬との競走に出走することもできます)。
ただ、前走3歳C1クラスに編成されていた馬もC3クラスになる場合があるので(このレースでも出走馬半分は前走が3歳C1クラスでした)、3歳C2クラスで着を拾えていない私の所有馬にはキツイ。

ただ、トプカプ号自身で見ると、やっぱりタイムが詰まってきません。
良でも重でも似たような感じのタイムです。デビュー前(3月)の能検では1分34秒台で走れているのですが、レースでも同じ程度かそれより遅いのがなぁ。

レース後の三宅調教師からの連絡ではようやく道中ハミを取って走るようになってきました、ということでしたが、馬体の成長も含めて、まだ時間がかかりますね。
まぁ、のんびりみていきます。

(2019/8/2 注:C3クラスの3歳限定戦の記述に間違いがありましたので修正しました)

2019年7月10日水曜日

(馬を手に入れるまで)調教師との打ち合わせ

1頭だけの所有馬はおよそ2週間ごとに出走するのですが、レースとレースの間はけっこうすぐに過ぎていく感覚です。
特に今回は大分への旅行とか鹿児島への出張が立ち続けに入ってバタバタしていましたので、ほんとにあっという間です。


さて、前回は柏原調教師に手紙を書いたところまで書きました。
投函して3日ほどすると、返事…ではなく、LINEの友達登録があり、その翌日くらいにLINEでお返事がありました。
4/9のレースの合間に時間が取れるので、馬主会館でお会いしましょうというご連絡。

了承の返事を出して、4/9に園田競馬場に行きました。
馬主になってから競馬場を訪れるのは初めてなので、馬主席にも行っておかねばなりません。先にそちらに寄ってから改めて馬主会館に向かいました。

馬主会館とは?
馬主会(馬主協会)の施設です。園田の場合は園田競馬場のそばにあります。具体的にはバスロータリーの西隣にある建物です。建物の玄関の横にそこそこの大きさの馬の石像?があります。ああ、ここか、と思った人もおられるでしょうか。

ここに待ち合わせ時間に行くと、柏原調教師はすでに来られていて、そのまま馬主会館の応接室でお話ししました。
柏原師は書類をいろいろ持ってきておられました。
馬主と調教師の間では預託契約を結びますので、その契約書、馬の登録変更に関する書類、馬主の代わりに調教師が登録を行ったりするための代理人届、競馬組合からの賞金・出走奨励金などの振込先を登録するための届け、くらいだったと思います。

書類について説明いただいたあとは、預託料がいくらになるか、厩舎としてのスタンス、私の馬主のスタンス、そのほか30分ほど話をしました。
私の側の事情については飾ってもしょうがないで、現時点で可能な活動について正直にお話ししました。
その上で、馬を入手した場合にはお願いするということでお話は終わりました。

多分読んでおられる人の多くが興味のある預託料については、改めて書くことにします。

2019年7月4日木曜日

(馬を手に入れるまで)調教師にコンタクトをとる

ちょっと空いてしまいました。

新年会では柏原調教師と知り合うことができました。
と、いいながら現在の私の所有馬を預託しているのは三宅調教師ということで、違うやん、ということなわけですが。
そのあたりの経緯はまた触れます。

新年会は1月下旬。
そこから3月末までの私はというと、仕事が3つほど重なり、納期も連続して忙しく、馬主としては実は全く何もできていません。
園田競馬場にも全く行けていませんでした。途中、馬主会入会と同時に申し込んでいた馬主席入場証・駐車場使用証も届いていましたが、当然、馬主席にも全く行ってません。

3月も終わりに近づき、ようやく楽になってきたので、そろそろ馬を持たないと、と思いました。
…。思いましたが、新年会から2カ月そのままなので、柏原師にも忘れられているかも、というのと、新年会では立ち話に近く、そこまで聞き込めているわけではないので、手続きその他とかがまだよくわかっていません。この状態でいきなり「お願いします」とは言えません。

というわけで、一度お会いして打ち合わせというかもう一度聞いておきたいと思いました。
名刺交換をしているので電話を掛けるのは可能ですが、どういうタイムスケジュールで動いておられるのがが判らないところに電話するのもどうかというのと、いきなり電話をするというのが好きではないので(相手が会社とかの組織だとかまわないのですが)、新年会でのお礼の手紙を書くことにしました。
お礼と、そろそろ馬主活動を始めたいということ、不明な部分があってお聞きしたいこともあるので、一度お会いしてお話を伺いたいのですが、と書いて柏原厩舎宛てに出しました。

2019年7月1日月曜日

(馬を手に入れるまで)馬主会新年会・その2

ちなみに、新年会そのものがどんな感じかというと、
・池田会長(園田で重賞があるときに表彰式に出てきて、必ず一言添える人)の挨拶
・主催者代表、調教師会会長の挨拶と乾杯
・年度代表馬や最優秀○歳馬などの関係者の表彰
・新人会員の紹介(私は30年度の入会なので紹介される)
みたいなのがあります。
この辺は普通のパーティーみたいな感じです。

ほか、私は撮りませんでしたが、騎手他関係者との写真撮影コーナーがあり、結構にぎわってました。

また、最後のほうは同じ席で固まらないようということと思いますが、景品付きアトラクションも行われました(昨年までは普通のお土産抽選会だったそうです)。アトラクションは馬主ほぼ全員になんらかのお土産が当たるようで、私は担当の永井騎手の頑張りでお米15kgをいただきました。これが真ん中くらいの景品でした。アトラクションでダメだった馬主にも残念賞としてそこそこ高級なチョコレートの詰め合わせみたいなのが渡されてたようです。ずいぶん太っ腹だなという感じです。

と、新年会の話はこれくらいです。
出てよかったと思います。

なかなか馬を手に入れるというところに近づきませんですみません。