2019年8月30日金曜日

(預託したあと)レース(再)デビューまで

新馬ではないのでデビューといっても自分の名義としてのデビューなので再デビューというのが正しいかも、ということでこのタイトルです。

厩舎に入ってしまえば、あとは馬主としてはすることは特になく、デビューを待つばかりとなります。
調教師からは入厩後のインプレッションや、乗ってみての感触、調教のタイムなどが伝えられてきました。レースに続けて使うようになると、追い切り自体をしませんし、レース後の報告を除いてはいちいち伝えられることはありません。重要なレースを前にした場合なんかは違うのかもしれませんが、そういう馬ではないので(汗)。
エイシントプカプ号の場合は、飼い葉の食いが遅く、人参も食べ慣れてないようで残す、小さい馬だけど乗りやすい馬、という感じでした。

そういえば、オークションでの購入後、厩舎入厩の時点ではまだ所属厩舎も馬主名は前所有者のままではないかと思います。
入厩と同時に調教師さんのほうから手続きがなされてNARでの所属と所有者が変わります。
エイシントプカプ号でみていると、反映が一番速かったのは地方競馬全国協会のサイトで入厩から3日後、これは統括している組織だから当然という話ですが、ほとんど同時に日本軽種馬協会のJBISサーチ、しばらくしてOddsPark(だったかな?)でここが1週間後くらいでした。その他の楽天競馬netkeiba.comなどは入厩から3週間後のレース出走のタイミングでようやく変ってました。
ともかく、馬主名に自分の名前が出てくるようになるとウキウキ(死語?)しますね。

そういえば、初めてオーナーとなった馬です。一度は見て、というか会ってみたいものです。レース出走時に競馬場に行けば会えるわけですが、レースは特別な状況なわけで、普段の様子とかをみたい。
入厩の連絡があったときに、厩舎を訪ねてよいのでしょうか?と調教師さんに訊ねると「いいですよ」という返事。というわけで、一度訪ねることにしました。

2019年8月25日日曜日

6走目の結果

金曜の1Rに出走。6走目(通算では8走目)ではじめて入着しました(4着/12頭)。

8/23 園田1R C3 3組 結果

今回は古馬混合のほうに登録。3歳限定と違い、持ちポイントが少ない馬ばかりの組でのレースになるため、相手関係としては多少は楽、ということで入着の期待は今までよりはあったのですが、先週(8/15)、台風で1日開催が無くなったため、その日の出走馬は今週に改めて登録してくるのでフルゲートとなってしまいました。

競馬キンキの短評では「上昇味乏しく」ですが、今までとは違って▲が1個、×もついてました。
パドック解説では「非力なので重い馬場はどうか…」などと言われてました。そういうのもあってか単勝はあいかわらずの9番人気。

でも、今までより相手が楽になったので3番手につけることができ、最後もそれほど落ちずに粘ってくれました。タイムは…まぁこんなもんかと。
そういうレベルのレースでも、最後の直線でも実況で馬名が出てくるのは馬主としては嬉しいです。いままでは3コーナーまでであとは呼ばれなくなってましたから(笑)。

ただ、3着に残ってれば馬券(単勝とワイド総流しは\100-ずつですが買ってます)になったのになー。2着も10番人気だったので、160倍にはなったのに。次から馬券的な妙味が減ってくるのは残念です。

ともあれ、初めて賞金(\30,000-。馬主はその8割)をくわえて帰ってきてくれました。
これで今月はトントンと思います。
来月もこの調子で頑張ってほしいです。

2019年8月20日火曜日

(馬を手に入れたあと)厩舎入厩まで

三宅調教師からは馬房が一杯なので空くまでちょっと待っていただく必要がありますが、お預かりします、という返事でした。
預かっていただくのはありがたいのですが、電話一本でお願いして「それでは」というのもどうか…なので、やはり一度お会いしてもらうことにしました。

というわけで、ナイター開幕日のお昼に時間を取っていただいて、柏原師のときと同様、馬主会館でお会いして、預託料の確認や、レースの使い方ほか、30分ほど話をさせていただきました。

その後、三宅先生もトレセンまで見に行ってくださり、当初の予定より1週ほど早い 5/20 に入厩となりました。
前走からほぼ1カ月トレーニングをしていない状態なので、もう一度身体を作る必要があってそれに1カ月ほどかかる、ということで、6月下旬の再デビューというスケジュールとなりました。

2019年8月13日火曜日

(馬を手に入れたあと)預託先変更

見に行った柏原師からはとにかく細くなってますという連絡がありました。

今でも食が細い(遅い)馬で、一日4升程度しか食べず(5升は食べてほしいなぁとのことですが)、レース後は4日くらいあまり食べなくなる、という感じだそうですが、当時も多分370kgを切るくらいの感じだったのではと思います。これはいかにも細い。

馬体重が軽すぎるというのは私があまり気にしてなかったところでもあるので、こういうところも注意しないといけません。

さて、柏原調教師は西脇トレセンに厩舎を構えておられます。
ということは、レースごとに西脇→園田→西脇と移動が必要ということなります。
馬体重が400kgに満たず細すぎるこの馬は輸送で減らすとレースにならないと考えられるので移動のない園田競馬場の厩舎に預託したほうがいいのではと判断され、園田所属の調教師にあたってみます、ということで紹介いただいたのが三宅調教師でした。

この時点で落札時点から1週間近く経っていますので、早く決めてしまわないといけません。三宅調教師にすぐ連絡を取り、預託を依頼しました。

そういえば今年の冬から姫路開催が7年ぶりに復活します。4週間・2開催くらいだったかと思いますが、このままだと輸送の問題がでてきますね。
大丈夫かな。

2019年8月8日木曜日

5走目の結果

きっかり2週(1開催)に1度ずつ出走するエイシントプカプ号は水曜日に出走しました(通算では7走目)。結果は10頭立て8着。

8/7 園田5R C3 3歳 結果

向こう正面で一回追い上げ、コーナーはスムーズに回ることを優先した感じ、さぁ、直線でと思ったら前が壁になり、進路を結構強引に外に取り直しました。その分ロスになった。そのまま内を突っ切っても…とは思いましたが、まぁ、こんなこともありますか。

競馬キンキの馬柱の右端の寸評は「時計かかれば」に変わってました。

しかし、全然人気しないなー。最低人気とほとんど変わらない9番人気。単勝の総投票数が22,454票なので80票くらいなのかな。
発売からしばらくは5番人気あたりで踏ん張ってますが、一つ前のレースが終わるあたりから一気に下がっていくのが面白いです。

三宅調教師からはレース後に連絡があり、次は年齢を限定しない一般戦を使ってみますということでした。
C3クラスに編成されてからは3歳限定戦を選んできましたが、3歳限定だと1レースに収まる頭数しか登録しないため、3歳C1を走っていた馬と3歳C2を走っていた馬が一緒になるので、急激な成長や変わり身があればともかく、ジリジリとしか成長しない3歳C2組の馬には不利は不利です。一般戦だとポイント別に組が分かれるので、入着を狙うのならば古馬と混じっても相手関係はちょっと楽になる"可能性"が。

ともかく、夏バテせず頑張ってほしいです。

2019年8月7日水曜日

(馬を手に入れたあと)調教師への連絡

代金を支払ったので、所有権は私に移りました。
預託する厩舎に入れてトレーニングを再開してレースに出してもらわないといけません。
また、全国協会に対する馬主の登録変更や所属厩舎の変更はまだなので、この手続きも行わないといけません。

登録の変更や馬の移動は自分でしないといけないのか?というと、そうではありません。
以前にも書きましたが、調教師さんのお仕事です。

エイシントプカプ号は前の厩舎を出て明石市にある大浦競走馬トレーニングセンターに移されていましたが、ここから厩舎(兵庫の場合は園田競馬場か西脇トレセン)に移動する必要があるわけです。

ちなみに、移動するまでに居た厩舎や放牧先の預託料や輸送にかかる費用はどうなるか?これらはすべて調教師さんのところに請求が来ます。調教師さんはそれらをまとめて馬主に請求するので、馬主はその厩舎への預託料との合計額を支払います。預託料は日割り計算です。
例えば放牧先に7日、預託した厩舎に10日いて締め日を迎えた場合はそれぞれ7日分と10日分の預託料がかかるわけです。

さて、私がこの時点で知っているのは柏原調教師だけですので、柏原調教師に落札したことを連絡しました。

ここまで書いてきて、先に調教師さんの意見は訊かないものだろうか?という疑問を持った人もおられるかなと思います。
本当は「こういう馬を落札したいと思うが、どんなもんでしょうか?」と問い合わせてから入札すべきだったとは思います。
問い合わせると、競走能力もそうですが、前走出走馬体重が 381kg と馬格がないのが問題視されて薦められないという返事だったかもしれません。
次はそうします。なお、別にエイシントプカプ号を手に入れたことを後悔しているわけではありません。これはこれでとてもかわいい馬です。私は気に入っています。

柏原調教師からは「厳しい馬ですがやるだけやってみます」とお返事があり、また、すぐに大浦トレセンに様子を見に行ってくださいました。

2019年8月6日火曜日

(馬を手に入れたあと)代金支払い・売買契約

長々と書いてきまして、ようやく馬を手に入れたところまでたどり着きました。お付き合いありがとうございます。
この先は取引から馬の引き取り、三宅厩舎に預託して再デビューするまでを綴ります。


落札したら代金を支払う必要があります。
オークション規定には5日以内に支払いを、とありますが、私の場合はゴールデンウィーク直前の開催だったので、銀行の営業日としては翌日(金曜日)しかありません。
早速翌日に振り込みしました。
支払額は落札額に消費税8%を足した額となります。

代金の支払いをするまでは所有権は移らず、落札者は何もできません。でも、落札した週の土曜日からは預託料は落札者負担となるため、支払いを延ばしていると何もできないのに預託料だけはかかり続けるため、早く支払って移動なりをするに越したことはないと思います。

振り込んだ後、念のためサラブレッドオークション事務局に電話。すると「取引の書類をお送りしますから、署名捺印して返送してください。入金いただいたならあとは好きにしていただいていいですよ」ということでした。
なので、柏原調教師に連絡を行いました(これは次回に書きます)。

さらに、週明けに事務局から馬匹売買契約書がメールで送られてきました。売り手と立会人の署名捺印はすでにされていましたので、自分の署名と捺印をして、メールで返送しました(郵送でも返送できます)。

2019年8月2日金曜日

(馬を手に入れるまで)馬を手に入れる・その3

ノートPCの電源部分(たぶん)が突然死しまして、代わりのPCを手に入れたりでてんやわんやしてました。
仕事でも使用するPCで、開発環境が完全にでき上がっているため、最新型のノートPCでは使える環境を整えるだけで一苦労です(もう一つ重要な問題があって、近年のノートPCはキー配列の設計がどれもまるでデタラメなので使いたくない)。なので、同じ型のノートを手に入れてHDDを差し替えて使うことになりますが、製造が終了して6年くらいになる型なので、なかなか見つけにくくなってきています。


さて、サラブレッドオークションで馬を捜すことにしました。
4月から本格的に捜し初めたのですが、できればゴールデンウィークまでに決めたいというのがありました。今年は10連休になっていてオークションの開催が1週分ないため、ゴールデンウィーク後まで待つとさらに遅れるからです。
ただ、その間に自分が買える程度の馬が出てこないとしょうがありません。

入手後すぐに使える状況にあることはもちろん、どこの馬を手に入れるかも問題となります。
オークションに出ている馬はたいていは放牧に出ています。地方の場合は厩舎に在厩していることもありますが、少数派。
この時点での私は、落札したあと、預託先厩舎までの移動をどうやるかがわかっていませんでした。
遠隔地の場合、馬運車を手配して輸送する必要があります。個人で依頼して運んでもらうのか?登録変更の手続きは?

結論からいうとそれらはすべて調教師さんの仕事なのですが、これが不明なままでした。なので、とりあえずは園田の馬だとそういう手間がないだろう(放牧に出ていれば移動しないといけないわけですが)、というのでみていくと、出てきたのがゴールデンウィーク前の最後のオークションでのエイシントプカプ号でした。

4月にデビュー。2戦して着外、走りっぷりがパッとしないということで見切りをつけられたようです。
父はクロフネ、そんなにアカンもんかな?という感じに思えました。30万円スタートで、予算内で収まりそうな感じです。

オークション開催当日は鹿児島出張があって、神戸空港から自宅に戻る途中で締め切りとなる状況だったため、鹿児島空港での出発待ちの間で入札、帰りのポートライナーと阪急電車の中での高値更新確認→再入札→落札確認となりましたが、なんとか42万円で落とすことができました。

というわけで、落札後の手続きと、調教師の先生に連絡をとることになりました。